明けましておめでとうございます。本年も緑の森音楽教室を何卒よろしくお願い致します。
昨年は始めた事、辞めた事、チャレンジした事、失敗だった事、変えた事、色々あったのですが、ほとんどは計画して行った事ではないので今年も目の前の一歩に集中していきたいと思います。
さて、今年最初のブログは、新コース!という程の事ではありませんが、新しい試みをまた一つ。
というかこれも音楽療法の時と同じで既にもう始まってしまっているのですが、リコーダーを教えます!
昨年末に大人のピアノ生徒さんから、ちょっとリコーダーを教えて欲しい、という要望があり、今後も分からない事をレッスン中に行う事になりました。僕は管楽器専攻ではありませんが、大学では2つの笛を同時に咥えハーモニーを奏でるという大道芸をお持ちの先生の授業を取っていましたし、今は小中学校で実際に音楽の授業で教えていますので、簡単な事であればお伝えできます。
リコーダーの種類はソプラノ(バロックでもジャーマンでも)アルトでも可能です。
音楽の習い事はどうしても楽器等の初期費用が気になりますが、リコーダーは2000円程度の物で十分使用できますし、公立小中学校では必須な物なのでおそらく大体の方が既にお持ちなのではないでしょうか。
消耗品も無い為、費用はほぼ掛からないという素晴らしい楽器です。
大人の方は懐かしい思い出と共にたまには気軽に音楽を楽しんでみてはいかがでしょう。失ってしまった大切な何かを取り戻せるかもしれない気がしないでもない…
現在小中学生の方はまさに今学校の音楽の授業で吹いている事でしょう。
きっと楽しい音楽の時間でその思い出が大切な何かに…なる予定なのですが、中にはリコーダー苦手だから音楽の授業は苦痛な時間…と感じている方もいるのではないでしょうか。
分かります。吹けないとちっとも楽しくないですよね。
僕もオーケストラで弾けない曲の時は帰りたくなります。
現役の音楽教員の立場から正直に申し上げると、一クラス30人以上もいる器楽実習では、全体に対してざっと説明するだけになってしまい、個人の指使い、息遣いまで把握、指導する時間がありません。
楽譜の読み方を一から丁寧に教える時間も無い為、一応説明しますが最終的にはなんとなく聞いて覚える感じになってしまう為、個人の音楽経験の差が大きく出てしまいます。
本来、リコーダーは他の楽器に比べ発音、奏法が容易な為、音楽活動を楽しむという目的に適しているという理由から学校の授業で使用するのですが、指を動かす事や楽曲を覚える事だけで頭が一杯になってしまっては音楽を楽しむどころではありません。
先生が見ていない所であれば何か別の禁忌な使用方法で別の楽しみ方があるような気がしないでもないのですが…、そういう事ではないのです!
演奏の楽しさを感じてもらいたいのです!
アンサンブルの楽しさを感じてもらいたいのです!
その為に吹けるようになってもらいたいのです!
まずは草笛を上手に鳴らすつもりで簡単な息遣いから始めましょう。
一対一のレッスンで周りに急かされることなくゆっくり落ち着いて取り組めば、必ず吹けるようになます。
きっと楽しいはずです。
楽しいのが一番です。
もちろんリコーダーも極めていくと奥深い楽器ですが、まずはその気軽な楽しさを伝える事が出来たらと思います。
現在ピアノ、ヴァイオリンのレッスン、音楽療法にお越しの方は時間内であれば無料でレッスン致しますが、
別途時間を取りたい方や、リコーダーだけのレッスンをご希望の方の為に現在レッスン料金を検討中なので、決まり次第僕のページでお伝えいたします。
それではまた次回。
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