ポルカドットスティングレイ / 全知全能

Vocal/Guitar 雫

twitter@HZshizuku

 

Guitar エジマハルシ

twitter@polka_harushi

 

Bass ウエムラユウキ

twitter@uemubass

 

Drums ミツヤスカズマ

twitter@mitsuyasukzm231


 

ギター講師の長濱です。

本日の音源紹介

 

ポルカドットスティングレイ / 全知全能

 

SNS、動画サイトなどをバンドのプロモーションとして最も上手く使ったポルカドットスティングレイのデビューアルバム。

ボーカルの雫さんを中心に結成された4人組のロックバンドです。

結成してわずか3年弱でユニーバーサルシグマからデビューした裏には演奏力や作曲センスもさることながら

他のバンドにはできなかったインディーズからのマーケティング力も大きな理由かと思います。

 

ポルカドットスティングレイの魅力は様々あるかと思いますが

その大きな魅力のうちの一つは「トータルアート」にあると私は思っています。

 

何しろボーカルの雫さんは

作詞作曲アートワークMVシナリオなど、手の届く範囲を大きく越えているのではないかと思うほど

バンドの全てに関わっています。

それでいてボーカル以外のハルシさんウエムラさんミツヤスさんの意思が入っていないかと言われればそうではなく

個々のパートに非常に色濃くその人となりが出ています。

 

曲を聞いてもPVを見てもCDジャケットを見てもツアーグッズを見ても

全てにポルカを感じることができる、所謂バンド業界では多々ある「大人の介入」を感じさせない仕上がり。

 

日本人の特徴なんですが「一人の天才が全てを作っている」と思いがちなのです。

例えば、これはあくまで例えばですが

「作詞作曲○○」と書いてあれば全てを一人で作り上げたと思ってしまいがち。

実際には各々の音色をその演奏者やアレンジャーが考えていたり

PV、MVに至っては、監督が依頼を受けてシナリオなどをアーティスト側に提供します。

 

ポルカドットスティングレイの心地よさは耳に入ってくる音や目に入ってくる情報を

「ポルカのもの、あの4人の作品」として迷わず受け取ってしまえる心地よさにあると思います。

もちろんいろんなスタッフの手とともに作り上げたものだが

その全てにきちんと「意思」が入っている心地よさ。

 

「全知全能」はそんな4人のメジャーデビューアルバム。

 

ちなみに9曲目「テレキャスター・ストライプ」はギターのレッスンで人気がありますよ。