ご無沙汰して居ります、河瀬です。
今年も残すところ一ヶ月程となりまして、毎年繰り返すような思いを感じつつもなんとか無事に終えられそうで御座います。
今年あたりは諸々のイベントも「自粛」という言葉をすっかり聞かなくなりまして、我が教室も他教室との合同発表会を9/1に行いました。
コロナの事情による心配が少なかった今年は、代わりに前日まで遅々とした進度の台風の進路に気を揉んで居りましたが、なんとか当日は影響なく開催出来ました。
今年は私の生徒様も参加者が多く、私が担当するヴァイオリンのピアノ伴奏はキャパを超えて居り例年通り崩壊して居りました。
参加された生徒さん達は、大きな事故なく無事に完奏する事が出来ました。
終わった後の清々しい表情を見て、やはり目標を持ってレッスンに取り組むのも素晴らしいなと思いました。
20年近く同じ仕事をしているせいか、日々締まりの無い日々を送っている私は区切りもなかなか感じないのですが、小さなゴールを都度設定することで、同じような生活にもまた新しい気持ちを持つ事が出来ます。
素敵なメロディーも解決しない(終わりのない)フレーズでは苦しい。
もちろん発表会といったような場が苦手な方(私もそちら側)はのんびり自分のペースで音楽を楽しむ方が良いと思います。
人に見せたい、発表したいと思ったことなど無い、寧ろ誰にも聞かれたくないと思う私でも芸大出て講師として生きていますから。
今年も長く厳しい夏が終わり、漸く私の好きな秋冬らしくなって参りましたので部屋を暖かくしてお待ちして居ります。
大分尚早かと思いますが、今年も大変お世話になりました。
来年も何卒宜しくお願い致します。